85歩目 この時期になると

岐阜市の姿勢改善専門ピラティス

スタジオアルコスです。


枝の長さはどれくらいにしようかな。

枝を差し込む間隔はこれくらい?

角度は、うーん、もう少し立体的な方が

いいかな?

あれ?ちょっとここ、スカスカかな?

 

‥‥目まぐるしく頭を働かせながら

集中の時間。

 

毎年この時期になると

フラワーアレンジメントの教室で

クリスマスリース作り、

かれこれ10年ほど続いています。

 

私にとっては

土台づくりが一番難しくて

いつも心でうなりながらやっています。

そして毎回同じように

果たして仕上がるのか??と

途中で自分に疑問を持ちます‥。

それでも仕上がるから面白いものです。

 

一年に一回のことなので、

同じ失敗を繰り返したり、

忘れてしまっていることも多々あるの

ですが、

それでも少しずつ腕が上がっているように

思います(笑)。

あくまでも自画自賛ですが、

私の中での真実です(笑)。

 

リースを作ってから1年後、

再びリースに向き合った時、

多くを忘れていたとしても

残っていること、覚えていることが

あって

それらが自然と湧き上がってきます。

そうすると

そこから工夫したり、

考えたり、

これくらいだな、と判断ができるように

なっていきます。

それに気づくと嬉しく楽しいし、

ちょっと自分を褒めたくなります。

 

さて、苦手な土台が完成したら

今度は飾り選びです。

実を使おうか、

花はどうしようか。

葉物を増やそうかなどと

これまた選ぶのに時間が

かかるのですが、真剣そのもの!

気合が入ります。

 

そしてやっと決めた花材を

先ほどの土台に

ワイヤーで取り付けていくのですが

巻きつけ方が強いと

リースがぺちゃんこになってしまいますし

いつまでもねじっていると

ワイヤーがポキッっと

折れてしまいます。

反対に緩すぎると、しっかり固定されません。

難しいながらも

だんだん形になっていくので

とても楽しいひとときです。

 

「あっ、これインスタに載せてたものですね」

と言っていただいたクリスマスリース、

今年もこうしてスタジオで

皆さまをお待ちしています。

 

このように書いていると

全部1人で立派に作成しているように

見えるかもしれませんが、

教室でたくさんアドバイスをいただき

たいそう暖かく見守っていただいています。

そういったことなど

全てを含めてのクリスマスリース作り、

ですね。

 

さて、

出来上がったリースは

それで完成というわけではなく

フレッシュな状態から少しずつ

ドライになり、雰囲気も変わっていきます。

どこに置くのか、も大事な仕上げの

一つだと思います。

 

アルコスは今のところ平置き派。

「次はここをもう少し工夫しようかな」

などと来年のことを考えながら

もう12月。今年もあと少しですね。

 

2023年11月30日ako©2023studioARCOS