35歩目 イライラするとき。

岐阜の姿勢改善専門ピラティススタジオ

スタジオアルコスのAkoです。


今年の梅雨は雨、雨、雨、雨でしたね。

そして蒸し暑い日が多い!!

ましてや、コロナ。

イライラして怒りっぽくなりやすく

なるのがこういう時ではないでしょうか。

 

ちょっとしたことで

怒ってしまうと

密かにお悩みのあなた、

それは仕方がないのです。

そういうあなたは

同じくらいちょっとしたことで

うれしく思う心をお持ちなはずです。

 

お店で出会った店員さんが親切だった。

運転中に道を譲ってもらった。

いつもより目玉焼きが綺麗に焼けた。

いつもより少し仕事がはかどった。

うまく言えた!! ← 何を?(笑)

 

どうですか?

ハレの日でなくても

大きな何かでなくても

小さなことではありますが

うれしくなる気持ち、ありますよね。

それも、結構嬉しい。

 

だから、同じようにちょっとした

小さなことで

私たちは怒ったり、悲しんだり

がっかりしてしまうのは当たり前のこと

仕方のないこと

だと言うことができると思います。

 

「わずかなことがわれわれを悲しませるので

わずかなことがわれわれを慰める」

 

これはパスカルの言葉だそうです。

「折々の言葉」という新聞のコラム欄にて知った

この言葉、私の免罪符というわけ

ではありませんが、

ずいぶん前から

お気に入りとなっています。

開き直るわけではなく、事実として

そうなんだと思えると

私は少し気が楽になります。

 

人生において、私たちは

大きな出来事による喜びも悲しみも

たくさん経験していきます。

ことに近年は未曽有の出来事も

多いですよね。

小さなことでも人の心は大きく

揺り動かされ、悲しんだり、

怒ったりするのですから

大きなことであれば、その心はどれほどまでに

影響を受けることでしょう。

 

悲しみや慰めといった心の動きを

質量で表現したことで

感情の成り立ちを客観的に

見ることができ、

面白いな、と思う言葉でした。

パスカルさん、素晴らしい!!

 

ところで、

ちょっとしたことに対して

怒りや悲しみを

すぐにはあらわにしないのが身体です。

ちょっとした癖も、

ちょっとした体にとって好ましくない環境も

イライラしている心の状態も

身体は、ひとまずは

まるっと受け止めてくれます。

それが、たまりすぎると

耐えきれなくなって

最後に痛みや不調となって

とうとう現れてきてしまうのです。

 

イライラするのは仕方がないにしても、

イライラしているあなたを支えている身体を

できれば早めに

労わってあげたいものですよね。

適切に動くことは

身体を労わることのひとつです。

気になる方は

よろしければ

ご相談くださいませ(^^)。

そろそろ梅雨明け。

夏の到来です。

 

ako