44歩目 存在

岐阜の姿勢改善専門ピラティス

スタジオアルコスです。


高原を歩いていて可憐な花を見つけたら、

そして、もしそこに花に詳しいい人がいたら、

名前を尋ねたくなりませんか?

そこに花の名前の紹介のボードがあれば

確認したくなりませんか?

(花にご興味のない方は、動物や建物など

他のものに置き換えてくださいね)

知ったところで忘れてしまうことが

これまた多いだろうとは思いますが、

私たちはそういったことを

何度も繰り返します。

 

この行為、うろ覚えですが

脳がその物体をほかのものとは違うものだと

確かめる意味があると聞いたことがあります。

つまり、他のものと区別することで

そのものの存在を

自分の中で確かなものとして認識するという

作業です。

 

存在を確かめるという意味においては

身体の使い方を学び、実践していく過程も

これに似たものがあるのではないでしょうか。

 

身体の隅々まで意識し、動き、

時には身体に触れ、

頭の中でイメージする。

「ああ、ここで今この筋肉が

働いているんだ!!」

「なるほど、

こんなところ今まで使ったことなかった!」

「ここが使えていなかったから

いつも、ああだったんだ!」。

他ではなく、

本来使いたいところを使うことで納得する

ということ。

 

こういうことの繰り返しが

身体の中のそれぞれの存在を確かめることに

なるのではないでしょうか。

はじめてスタジオアルコスにお越し下さる中で

多くの方が

「ピラティスは奥が深いですね」

とおっしゃいます。

その通りだと思います。

つまりは、

私たちの身体は、私たちの存在は

奥が深いということだと

studioARCOSでは考えています。

 

Ako